メブクス豊洲 2階 57.32坪（江東区、豊洲）

進化を続ける東京湾岸エリア、豊洲。その最前線で、未来を見据えたビジネスを展開する企業にとって、まさに理想的な拠点が誕生しました。清水建設株式会社が開発・設計・施工を手掛けた大規模賃貸オフィスビル「メブクス豊洲」は、単なるオフィススペースの提供に留まらず、研究開発機能、先進的なスマートビルテクノロジー、そして豊洲スマートシティ構想との深い連携により、次世代のビジネスシーンをリードする存在です。ゆりかもめ「市場前」駅に直結するという利便性の高い立地に、地上11階建て、延床面積約88,000㎡の壮大なスケールでそびえ立つメブクス豊洲は、「多様性・機能性・快適性」を追求し、入居企業の革新的なワークプレイス創出を力強く支援します。

東京都江東区豊洲6丁目4番34号に位置するメブクス豊洲は、東京臨海新交通臨海線（ゆりかもめ）「市場前」駅に隣接し、ペデストリアンデッキを通じてダイレクトにアクセスできるという、他に類を見ない立地を誇ります。活気あふれる豊洲市場にもほど近く、都心からのアクセスも容易でありながら、周辺には水と緑が調和した豊かな自然環境が広がります。この恵まれたロケーションは、都市の利便性と自然の安らぎを求める企業にとって、格別な魅力となるでしょう。清水建設株式会社が単独で開発、設計、施工を手掛けたこのプロジェクトは、「ミチノテラス豊洲」という複合開発街区の中核を成しており、隣接するホテル「ラビスタ東京ベイ」や交通広場「豊洲MiCHiの駅」と共に、国土交通省の先行モデル事業である「豊洲スマートシティ」を推進する重要な役割を担っています。メブクス豊洲の開発は、単にオフィススペースを提供するという枠を超え、都市イノベーション、スマート技術の統合、そして豊洲臨海エリアの活性化という、より広範なビジョンと深く結びついています。国土交通省による先行モデルプロジェクトとしての認定は、国家レベルの都市開発目標との整合性を示しており、清水建設が独自開発した建物オペレーティングシステム「DX-Core」の実装は、スマートシティ構想の中核となるスマート技術へのコミットメントを具体的に示しています。

地上11階建て、高さ約74.3メートル、総延床面積約88,000平方メートルを誇るメブクス豊洲は、鉄骨造、コンクリート充填鋼管構造、鉄骨鉄筋コンクリート造を組み合わせた堅牢な構造を採用しています。特に注目すべきは、先進的な地震対策として、建物全体を支える基礎部分に免震構造が採用されている点です。さらに、清水建設独自の制振装置「デュアルフィットダンパー」も導入されている可能性があり、極めて高い耐震安全性を確保し、事業継続計画への対応力を高めています。設計コンセプトとして掲げられた「多様性・機能性・快適性」は、テナント企業がそれぞれのニーズに合わせて柔軟かつ創造的に新しい働き方を実現できるオフィス環境を提供することを目指しています。変化の激しい現代社会や環境に適応し、共存していく建築物として、コラボレーションを誘発し、働く人々のウェルネスを向上させる環境づくりも重視され、開放的で自由な「キャンパス」のような雰囲気が追求されています。「メブクス（MEBKS）」という名称は、「芽吹き（MEBUKI）」に関連しており、ビル内で新しいアイデアやビジネスが「芽吹く」こと、豊洲エリア全体の活性化や発展が「芽吹く」ことへの期待が込められています。建物の中心部には、複数階にわたる吹き抜け空間であるアトリウムが設けられ、「凹凸のある多面体のような形状」を持ち、トップライトから降り注ぐ自然光で満たされています。コミュニケーションカウンターやコラボレーションスペースが配置され、テナント間の交流や偶発的な出会いを促進する、まさに建物の心臓部とも言える空間です。各オフィスフロアの外周にはバルコニーが設置され、新鮮な外気、自然光、そして眺望を楽しむことができ、休憩や非公式なミーティングスペースとしても活用可能です。最上階には緑豊かな屋上庭園が整備され、ベンチやパントリーが設置され、リフレッシュや屋外でのワークスペースとして利用できます。小さな畑や雨水貯留機能を持つ「屋上緑化型レインガーデン」など、環境配慮型の設備も取り入れられています。流線型の外装デザインも特徴的で、建物に独自の視覚的アイデンティティを与えています。

メブクス豊洲の標準的なオフィスフロアは、基準階面積約2,000坪という広大な無柱空間を提供し、テナント企業は多様なニーズに合わせて自由度の高いオフィスレイアウトを実現できます。標準フロアの天井高は2.9メートル、150mmのOAフロアが設置されており、配線を床下に収納し、すっきりとした開放的な執務空間を実現可能です。広大なフロアは分割賃貸も可能で、個別空調方式や地域冷暖房システム、高効率なデュアルフロー空調システムが導入され、快適な室内環境を維持します。さらに、メブクス豊洲の大きな特徴として、研究開発機能、実験室、スタジオなど、特殊なニーズに対応するための専用フロアが3階、9階、11階に用意されています。3階と9階の「ポテンシャルフロア」は天井高3.5メートル、11階の「ハイポテンシャルフロア」には梁下高さ6.0メートルまたは6.6メートルの大規模な無柱スタジオ空間があります。これらの特殊フロアは床荷重も強化されており、標準フロアの500 kg/㎡に対し、3階と11階はフロア全面で1,000 kg/㎡に対応可能です。内装はテナントが自由に設計・施工できるようスケルトン状態で引き渡すオプションがあり、大型機器搬入に対応するため貨物用エレベーターやバルコニーからの直接搬入も想定されています。このようなR&D対応フロアの存在は、テクノロジー、ライフサイエンス、ロボティクスなどの分野の企業を戦略的に誘致する清水建設の意図を示しており、「豊洲スマートシティ」のイノベーション拠点としての役割を強化しています。メブクス豊洲には、清水建設が独自開発した建物オペレーティングシステム「DX-Core」が全面実装されており、空調、照明、セキュリティなどの各種設備やIoTデバイス、テナント向けアプリケーションを統合的に連携させることができます。テナントはスマートフォンやPCから専用ポータルサイトを通じて、環境制御、共用施設混雑状況確認、会議室予約、お知らせ受信、天気予報などのサービスを利用できます。顔認証入退館管理や個人への通知機能も搭載されており、運用効率とテナント体験の向上に貢献します。事業継続計画に関しても、高度な耐震性能に加え、共用部向けのガスタービン発電機、テナント専用非常用発電機設置スペース、2系統の電力引き込み、防災備蓄倉庫など、堅牢な対策が講じられています。

メブクス豊洲には、全国共済農業協同組合連合会（JA共済連）、株式会社中央コンピュータシステム、株式会社マルイチ産商、そして清水建設株式会社自身に加え、ロボティクス・AI分野の先進技術企業である株式会社New Innovationsが本社機能および開発拠点を構えるなど、多様な企業が入居しています。低層階には商業店舗スペースが設けられており、2階には清水建設の展示・イベントスペースである可能性のある「ミチラボ」があります。テナント専用の食堂やラウンジの設置、1階交通広場でのキッチンカー出店など、飲食サービスも提供されています。その他、最上階の屋上庭園、シャワー室、共用部無料Wi-Fi、シェアサイクルポートなどが利用可能です。大規模で確立された組織と、技術革新を担う企業が共存するテナント構成は、メブクス豊洲の多様な魅力を示しています。

メブクス豊洲は、まさに交通の要衝に位置しています。ゆりかもめ「市場前」駅に2階レベルでペデストリアンデッキにより直結しており、雨の日でも濡れることなくアクセス可能です。市場前駅からは、新橋駅まで約27分、豊洲駅まで約3分です。ゆりかもめ「新豊洲」駅も徒歩圏内、東京メトロ有楽町線「豊洲」駅へは無料シャトルバスが運行されています。1階の交通広場には東京BRTのバス停があり、新橋や虎ノ門エリアへ乗り換えなしでアクセスできます。都営バスも利用可能で、新橋駅、東陽町駅、東京駅方面へアクセスできます。「ミチノテラス豊洲」バスターミナルからは、成田空港や羽田空港への直行高速バスも運行されており、国内外への出張にも大変便利です。首都高速道路網へのアクセスも良好で、敷地内には駐車場、バイク置き場、駐輪場も完備されています。メブクス豊洲は、「ミチノテラス豊洲」という複合開発街区の一部として、物理的かつ機能的に一体化されており、2階のペデストリアンデッキは駅や隣接するホテルへと繋がっています。1階にはBRT、路線バス、空港バスが発着する交通広場があり、地域全体の重要な交通結節点となっています。周辺には豊洲市場があり、「豊洲MiCHiの駅」構想は市場への来場者を取り込み、地域に賑わいをもたらすことを目指しています。将来的に船着き場が設置される構想もあり、水上交通によるアクセスも可能になるかもしれません。

メブクス豊洲は、研究開発に注力する企業、テクノロジー企業、豊洲スマートシティ構想に共感する企業、交通アクセスを重視する企業、事業継続計画を重視する企業、そして従業員のウェルネスを重視する企業に最適なオフィス環境を提供します。高い天井高、強化された床荷重、スケルトン仕様など、特殊なニーズに対応できるR&Dフロアは、研究室や実験室、スタジオなどを必要とする企業に最適です。先進的なスマートビルテクノロジー「DX-Core」は、効率的なビル管理と快適なオフィス環境を提供し、技術革新を重視する企業に適しています。スマートシティの一員として、最先端の都市開発に貢献しながら、その恩恵を享受したい企業に最適です。ゆりかもめ駅直結という抜群のアクセスに加え、BRTや空港バスの利用も可能であり、従業員や顧客の利便性を重視する企業に最適です。免震構造、制振装置、非常用発電設備など、堅牢なBCP対策が施されており、事業の継続性を重視する企業に安心を提供します。中央アトリウム、外部バルコニー、屋上庭園など、快適なオフィス環境を実現する設備が充実しており、従業員の心身の健康をサポートします。メブクス豊洲は、単なるオフィスビルではなく、ビジネスの成長とイノベーションを加速させるための次世代型プラットフォームです。進化し続ける豊洲で、新たなビジネスの可能性を「芽吹かせる」場所として、ぜひメブクス豊洲をご検討ください。