公開日: 2026年05月12日
最終更新日: 2026年05月12日
(仮称)明治安田生命新宿ビル|新宿駅直結・1フロア約820坪、西新宿グランドターミナル構想の先駆けオフィス【2026年8月竣工予定】
出典:明治安田生命保険相互会社 ニュースリリース(2021年8月2日)より
「灰色の摩天楼」と呼ばれた西新宿が、いま"人が滞在する街"へ変わろうとしています。
「新宿エリアで本社機能を再構築すべきか」「西新宿の既存ビルからの脱却タイミングをどう判断するか」——こうした経営判断に直結するテーマに対して、具体的な判断材料となるのが2026年8月竣工予定の「(仮称)明治安田生命新宿ビル」です。
1961年竣工の旧安田生命本社ビルほか周辺6棟を一体解体し、新宿グランドターミナル構想策定後初の大型開発案件として注目を集める本プロジェクト。新宿駅西口駅前広場に面し地下直結という立地に、1フロア約820坪という新宿エリア最大級のオフィス空間、屋上庭園、子育て支援施設、BCP対応と、企業の本社機能統合に求められる要素を高水準で備えています。
プロジェクト概要
▸プロジェクトについて
本プロジェクトは明治安田生命保険が推進し、森ビルがプロジェクトマネジメントおよび竣工後のプロパティマネジメントに参画します。設計は日建設計、施工は大成建設・竹中工務店JVが担当。2021年8月1日に着工し、新宿区景観まちづくり審議会の審議を経て計画が進められています。新宿駅西口地区開発計画(2029年度竣工予定)と連動する「新宿グランドターミナル構想」の先駆けとなる開発として位置づけられています。
▸物件概要
交通アクセス
▸駅からのアクセス
新宿駅西口駅前広場に直面し、地下1階で新宿駅と地下直結。JR・京王線・小田急線・丸ノ内線の各改札口から地下通路を通じてアクセスできます。5駅・12路線が利用可能な国内最大級の交通結節点です。
- JR各線・小田急線・京王線・東京メトロ丸ノ内線「新宿」駅 地下直結(徒歩2〜4分)
- 都営大江戸線・都営新宿線「新宿」駅 徒歩圏内
- 都営大江戸線「都庁前」駅 徒歩6分
- 西武新宿線「西武新宿」駅 徒歩9分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿」駅 徒歩7分
▸新宿グランドターミナル構想との連動
出典:新宿区 景観まちづくり審議会資料(2020年7月13日)より
本プロジェクトは「新宿グランドターミナル構想」策定後初の大型開発案件です。地下・地上・空中デッキを有機的につなぐ「西新宿アーバンロビー」の整備と連動して、新宿駅西口から街へとシームレスにつながる歩行者動線が形成されます。2029年度竣工予定の新宿駅西口地区開発計画との相乗効果により、西新宿エリア全体の回遊性・滞在価値は今後さらに向上が見込まれます。
「どのエリアが自社に最適か、プロの意見を聞きたい」
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フロア構成
出典:新宿区 景観街づくり審議会資料 断面図(2020年7月13日)より
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次世代ワークプレイスを支えるオフィス性能
▸新宿エリア最大級・1フロア約820坪の大空間
出典:新宿区 景観まちづくり審議会資料 基準階平面図(2020年7月13日)より
4〜22階のオフィスフロアは基準階約820坪(約2,711㎡)と新宿エリア最大級の規模です。天井高2,900mm(最大3,000mm)・全面OAフロアにより、大規模なワンプレート利用や部門横断型レイアウトに対応します。出社回帰や部門横断型コミュニケーションを重視する企業にとって、専有部内の一部に室内階段の設置が可能とされており、複数フロアを一体運用しやすい構成は大きなアドバンテージです。
フロアをまたいだ動線が社内の偶発的な交流を生み出し、「最近、部署間の会話が減った」と感じている企業には特に魅力的な環境ですね。専有部内への給排水設備も備わっており、バーカウンター設置やクリニック用途等、独自の働き方設計にも柔軟に対応できます。
300名以上の本社移転や統合移転を想定している場合は、物件比較と並行して移転スケジュールや体制設計の整理も重要です。
→ 大規模本社移転の進め方ガイドを見る▸23階屋上庭園によるウェルビーイング環境
出典:新宿区 景観まちづくり審議会資料(2020年7月13日)より
ウェルビーイング経営や人的資本への投資が経営課題となる中、「自然と接点を持てる職場」は採用競争力と出社意欲の両面に直結します。最上23階に整備される約260坪の屋上庭園は、オフィスワーカー専用のリフレッシュ空間として、その具体的な答えとなります。新宿区の「七つの都市の森」や「風のみち(みどりの回廊)」構想と連携し、新宿御苑からの冷気や風を都市へ取り込む設計は、ヒートアイランド抑制や生物多様性への配慮にとどまらず、「少し外の空気を吸いたい」と感じた時に、23階にこうした空間があるだけでも、働き方の質は大きく変わりそうです。
▸子育て支援施設によるワークライフバランス支援
共働き世帯が増える中、「保育園への送迎と通勤をどう両立するか」は、多くの働き手にとってリアルな課題です。2階には保育所(子育て支援施設)を整備し、従業員の子どもをオフィスと同じビル内で預けられる環境を実現します。かつて「働く場所」と「生活する場所」が切り離されていた西新宿において、本プロジェクトはビル内に生活機能を組み込む先駆けとなります。採用面だけでなく、日々働く従業員の安心感にもつながりそうですね。
付帯施設がもたらす付加価値
2階平面図 |
1階平面図 |
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出典:新宿区 景観まちづくり審議会資料(2020年7月13日)より
▸カンファレンスホールと地域交流機能
2階には約100坪のカンファレンスホールを整備します。地域向けイベントや企業セミナー等の多目的利用に加え、明治安田生命が推進する「地元の元気プロジェクト」の活動拠点としても機能します。公共・地域との接点を持つオフィスビルとして、テナント企業のブランドイメージ向上にも寄与するのではないでしょうか。
▸商業施設(地下1〜1階・約850坪)
地下1〜地上1階には約850坪の商業施設が整備され、飲食店・ショップが出店予定です。地下1階は新宿駅と直結しており、ワーカーのランチや仕事帰りのショッピングニーズをビル内で完結できます。西口飲食街への動線も近く、来客接待の選択肢も豊富です。
万が一に備えるBCP性能と環境対応
▸制振構造と帰宅困難者受け入れ機能
建物は制振構造を採用しており、大規模地震時の揺れを抑える設計です。2階のホールは災害時の帰宅困難者受け入れ施設としても活用予定です。1日約380万人が利用する新宿駅前という立地で、ビル単体のBCPを超えたエリアとしての防災機能を担う点は、本社機能を集約する企業にとって見逃せない要素ではないでしょうか。
▸環境性能とCO2削減目標
自然換気システム・高効率設備・地域冷暖房・太陽光発電・省エネ設計を採用し、CO2排出量の削減に積極的に取り組んでいます。明治安田生命は「2030年度比50%削減・2050年度ネットゼロ」のCO2削減目標を掲げており、本ビルはその実現の一翼を担います。ESG・サステナビリティ対応を意思決定基準とする企業にとって、適合性の高い物件と言えそうです。
周辺環境・将来性
出典:新宿区 景観まちづくり審議会資料 案内図(2020年7月13日)より
西新宿エリアは2026年以降、大規模再開発が連続します。本プロジェクト(2026年8月)・新宿駅西口地区開発計画(2029年度)・西新宿三丁目西地区市街地再開発(2035年度予定)と段階的に整備が進み、エリア全体の都市価値が引き上げられていきます。
本プロジェクトは「新宿グランドターミナル構想」策定後初の大型開発案件として、後続の再開発とのシナジーが期待されます。歩行者ネットワークの充実・商業集積の拡大・オフィスグレードの向上が一体的に進むことで、西新宿は「ビジネスに特化した機能的な街」から「滞在価値を持つ都市型拠点」へと変貌しつつあるのかもしれません。
新宿駅西口エリア全体の再開発を詳しく知りたい方はこちら。「(仮称)明治安田生命新宿ビル」だけでなく、新宿駅西口地区開発計画やグランドターミナル構想を含めた、西新宿全体の将来像をまとめています。
→ 新宿駅西口再開発の記事を見るオフィスマーケットへの影響
西新宿エリアでは築30〜40年超の既存超高層ビルが多く、本プロジェクトのような新築・高機能ビルへの移転需要が顕在化しています。基準階約820坪という大規模フロアは、西新宿エリアでは希少であり、本社統合・拠点集約ニーズを持つ大企業の注目を集めています。2026年前後の竣工は、移転スケジュール上すでに検討・条件交渉フェーズに入るタイミングです。
どのような企業に適しているか
✓新宿・西新宿エリアでの本社機能統合・拠点集約を検討している企業
✓首都圏全方面からの通勤利便性(5駅12路線)を最優先する企業
✓約820坪の大規模フロアでワンプレート運用・部門統合を図りたい企業
✓ESG・CO2削減・サステナビリティ対応を意思決定基準とする上場企業・外資系企業
✓子育て支援・ウェルビーイング環境を採用・定着戦略に組み込みたい企業
西新宿vs東京駅vs渋谷|エリア別オフィス選定の比較軸
オフィス移転の比較検討において、「西新宿・東京駅・渋谷」は企業規模・業種・働き方によって適合するエリアが明確に異なります。以下の比較表を、候補エリアの絞り込みにご活用ください。
西新宿の最大の優位性は「実務的な大規模フロア×多方面通勤×再開発による将来性」の三拍子です。東京駅エリアほどの賃料をかけずに同等の機能を確保しつつ、首都圏全方面の従業員が無理なく通勤できる環境は、本社機能を統合する企業にとって他エリアにはない競争力です。
「どのエリアが自社に最適か、プロの意見を聞きたい」
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建築状況
(建築中の写真・進捗情報を随時掲載予定)
まとめ
(仮称)明治安田生命新宿ビルは、新宿駅直結・1フロア約820坪・屋上庭園・子育て支援施設・制振構造と、大企業の本社機能統合に求められる要素を高水準で揃えた西新宿の新ランドマークです。「東京駅ほど堅すぎず、渋谷ほど尖りすぎない」——その絶妙なポジションが、今まさに多くの企業の移転候補として注目を集めています。
新宿グランドターミナル構想の先駆けとして、後続の大規模再開発とのシナジーによりエリア価値の向上も見込まれます。"実務性"と"都市としての進化"を両立できる点は、西新宿ならではの強みです。
「灰色の摩天楼」だった西新宿は、働き、集い、滞在し、時には休む——人が過ごしたくなる都市へと変わろうとしています。2026年8月の竣工は、その転換点となるタイミングです。移転スケジュール上すでに入居検討・条件交渉の最終フェーズに入っており、早期からの情報収集と比較検討をお勧めします。
参考・出典
・明治安田生命保険相互会社 ニュースリリース(2021年8月2日)
・森ビル ニュースリリース(2021年8月2日)
・新宿区「西新宿一丁目地区プロジェクト」資料(2020年7月13日)
賃貸オフィス仲介歴19年。中央区・港区・千代田区・新宿区・渋谷区・江東区など都心エリアを中心に、これまで1,000件以上の賃貸オフィス契約をサポートし幅広い業種のオフィス移転を支援。宅建士・賃貸管理士・FPの資格を活かし、仲介から資金計画まで一貫したサポートが強み。オフィサイトでは都心エリアの市場動向・物件選びに関する記事の執筆・監修を担当。
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※竣工予定・フロア構成・スペックは明治安田生命保険・森ビルの公開情報および各報道をもとに記載しています。今後の計画変更により内容が変わる場合があります。
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