KDX東品川ビル 2階【A】 163.30坪（品川区、東品川）

東京臨海部のビジネス拠点、品川シーサイドエリア。その一角、東京都品川区東品川4丁目10番13号に、確かな存在感を放つ賃貸オフィスビルが「KDX東品川ビル」です。
1993年1月に竣工したこのビルは、鉄骨鉄筋コンクリート（SRC）造と鉄骨（S）造による堅牢な構造を持ち、新耐震基準にも適合。さらに、2012年には大規模リニューアル工事が実施され、現代のビジネスシーンに対応する機能性と快適性を備えた空間へと進化を遂げました。
りんかい線「品川シーサイド」駅へ徒歩4～5分、京浜急行本線「青物横丁」駅へ徒歩7分というアクセス性を持ち、特に羽田空港へのスムーズな移動は大きな魅力です。そして何より、基準階約480坪という広大なフロアプレートは、大規模な本社機能や開発拠点、コールセンターなどを必要とする企業の多様なニーズに応えます。

物件概要：ゆとりある空間と確かな基本性能
KDX東品川ビルは、地上5階・地下1階建て、延床面積10,138.65平方メートル（約3,067坪）の中規模から大型に分類されるオフィスビルです。敷地面積は3,115.45平方メートル。設計は赤松菅野建築設計事務所、施工は株式会社鴻池組によるものです。
最大の特徴である基準階面積は約483坪（約1,598平方メートル）を誇ります。この広さは、部門集約や自由度の高いレイアウト構築に最適です。フロア形状はL字型となっており、スペースプランニングにおいてはこの形状を活かした効率的なゾーニングが可能です（フロア分割も相談可能な場合があります）。
執務空間の質にもこだわりが見られます。基準階の天井高は2,700mmと、この年代のビルとしては高く設定されており、開放感のある空間を提供します。床には高さ90mmまたは100mmのOAフロア（フリーアクセスフロア）が設置され、複雑な配線にも柔軟に対応。標準的な床荷重は300kg/平方メートルですが、一部エリアでは500kg/平方メートルに対応しており、サーバーラック等の重量物設置の可能性も広がります。通信インフラとして光ファイバーの利用も可能です。
電気容量は約30VA/平方メートルとなっています。
共用部もリニューアルにより質が高められています。グレーを基調とし御影石も使用されたエントランスホールは、広々として明るく、高級感のある空間です。エレベーターは乗用3基（13人乗り、モニター付）が設置されています。各階には清潔で設備の整った男女別トイレ（複数の洗面台、個室も多数設置）と、機能的な給湯室が備わっています。また、地下1階には指定喫煙所、共用部にはAED（自動体外式除細動器）も設置されています。

アクセス：羽田空港へ好アクセス、複数路線利用可能なネットワーク
KDX東品川ビルは、複数の鉄道路線と充実した道路網へのアクセスを提供します。
公共交通機関では、りんかい線「品川シーサイド」駅まで徒歩4分です。りんかい線はJR埼京線との直通運転により、お台場や新木場方面だけでなく、渋谷、新宿、池袋といった主要副都心や埼玉県方面へも乗り換えなしでアクセス可能です。

また、京浜急行本線「青物横丁」駅へは徒歩7～9分、「鮫洲」駅へも徒歩8～9分でアクセスできます。京急線を利用すれば、日本の空の玄関口である羽田空港へスムーズにアクセスできるほか、新幹線停車駅である品川駅や横浜方面への移動にも大変便利です。
さらに、ビル正面には都営バス「都立産業技術高専品川キャンパス前」バス停があり、品川駅や目黒駅へのバス路線も利用可能です。これにより、主要なJRハブ駅への接続も確保されています。
自動車でのアクセスも良好で、第一京浜（国道15号線）や首都高速羽田線、湾岸線へのアクセスが容易です。そして特筆すべきは、敷地内に合計44台分の平面式駐車場（地上14台、地下30台）が完備されている点です。都心部において、高さやサイズの制限がない平面駐車場がこれだけの規模で用意されていることは、役員車や営業車、来客用など、車両利用が多い企業にとって大きなメリットとなります（駐車場の賃料等の条件は別途ご確認ください）。

特徴・強み：広大フロアと機能性がビジネスを加速
KDX東品川ビルは、その立地と設備において、入居企業のビジネス活動を力強くサポートする独自の特徴を備えています。

約480坪の広大な基準階フロア： 都内でも有数の広さを誇る基準階面積は、大規模な組織や複数の部門をワンフロアに集約することを可能にし、コミュニケーションの活性化と業務効率の向上に貢献します。L字型の形状は、工夫次第で機能的なゾーニングを実現します。

良好な基本スペックとリニューアルによる質の向上： 2,700mmの天井高、100mmのOAフロア、新耐震基準適合といった堅実な基本性能に加え、2012年の大規模リニューアルにより、共用部などが近代化され、快適なオフィス環境が提供されています。

羽田空港・品川駅への優れたアクセス： 京急線「青物横丁」駅の利用により、羽田空港へのアクセスが非常にスムーズです。また、品川駅へも京急線またはバスで容易にアクセスでき、国内外への出張が多いビジネスパーソンにとって大きな利点となります。

充実の平面駐車場： 44台収容可能な平面式駐車場は、都心部のオフィスビルでは希少価値が高く、車両利用の利便性を格段に高めます。

近隣アメニティの充実： ビル内にカフェやジム等はありませんが、徒歩圏内にある「品川シーサイドフォレスト」「オーバルガーデン」「イオンスタイル品川シーサイド」には、多種多様なレストラン、カフェ、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、銀行ATMなどが集積しており、ランチや買い物、各種サービス利用に困ることはありません。これがビル機能の補完として大きな役割を果たします。

確かなセキュリティ： 機械警備システムに加え、日中は有人管理も行われていると考えられ、セキュリティが確保されています。テナントはセキュリティカードにより24時間入退館が可能です。

周辺環境：品川シーサイドの利便性と落ち着きを享受
KDX東品川ビルが位置する品川シーサイドエリアは、計画的に開発されたビジネス街でありながら、運河にも近く、落ち着いた雰囲気も併せ持つ地域です。周辺には有名企業のオフィスビルと共に住宅地も混在し、緑豊かな公園（品川シーサイド公園など）も点在します。
前述の通り、日々の利便性は近隣の「品川シーサイドフォレスト」をはじめとする複合施設群によって支えられています。スーパーマーケット「イオンスタイル」での日常の買い物から、多様なジャンルの飲食店でのランチや会食、各種サービス施設の利用まで、徒歩圏内で完結できる環境は、働く人々にとって大きな魅力です。ビジネスに集中できる環境と、生活利便性のバランスが取れたエリアと言えるでしょう。

テナント構成と市場の動向：機能性を求める企業が集う拠点
過去の入居実績として、コダック合同会社、株式会社KJTech（ITサービス）、ユアスタンド株式会社（EV充電インフラ）などが確認されており、KDX東品川ビルが、本社機能や技術関連企業など、実質的で機能的なオフィススペースを必要とする企業に選ばれてきたことがうかがえます。

こんな企業におすすめ：KDX東品川ビルの価値を最大限に引き出す企業像
KDX東品川ビルは、以下のような企業やニーズに特に適しています。
約400坪～500坪規模の広大なオフィススペースを必要とする企業。本社、大規模な事業部、研究開発拠点、コールセンターなどの設置に最適です。
羽田空港へのアクセスを重視する企業。国際的な事業展開を行う企業、航空・物流関連企業、出張頻度の高い企業などにとって、京急線利用による利便性は大きなメリットです。
機能的でコスト効率の良いオフィス環境を求める企業。最新鋭ビルほどのプレミアム性は求めないものの、リニューアルによる一定の品質、高い天井高、十分なOAフロアといった実用的なスペックを評価する企業に適しています。
自動車利用が多く、十分な駐車スペースを必要とする企業。44台の平面駐車場は、役員車、営業車、来客対応などに大きなアドバンテージをもたらします。
近隣の充実した商業施設を従業員のアメニティとして活用したい企業。ビル内に多くの施設がなくとも、徒歩圏内の「品川シーサイドフォレスト」などの利便性を重視する企業に向いています。