ARCO TOWER(アルコタワー) 12階【1204】 199.82坪（目黒区、下目黒）

目黒エリアの洗練された都市景観の中で、ひときわ目を引くランドマーク、それが「アルコタワー」です。東京都目黒区下目黒一丁目8番1号に位置するこのビルは、単なるオフィス機能に留まらず、隣接する「ホテル雅叙園東京」との一体的な開発によって生まれた、他に類を見ない特別なビジネス環境を提供しています。この立地は、都心の主要ビジネスエリアへのアクセスも良好でありながら、雅叙園の緑豊かな環境に恵まれ、企業に確かなステータスと従業員に豊かな働きがいをもたらします。

アルコタワーは、1991年10月に竣工いたしました。設計は株式会社日建設計、施工は鹿島建設株式会社という、日本の建築業界を代表する一流企業が手掛けています。構造は鉄骨鉄筋コンクリート造（SRC造）を採用しており、当時の技術水準において高い強度と耐久性を実現しています。耐震性能については、現行の新耐震基準に準拠しており、さらに一部資料では制震構造が採用されていることも示唆されており、地震の多い東京においても高い安全性が確保されています。

建物の規模は地上19階、地下3階建てを誇り、その最高高さは102.67mに達します。これにより、周辺地域からの視認性が高く、目黒エリアのシンボルとしての役割を担っています。オフィスフロアの標準的な広さである基準階面積は約890坪、およそ2,940㎡という広大な面積を有しており、柱の少ない整形空間によって、テナント様の多様なニーズに応じた柔軟なオフィスレイアウトを実現することが可能です。基準階の天井高は2,600mmを確保し、快適な執務空間を提供しています。ビル全体の延床面積は131,907.09㎡に及び、その規模の大きさがうかがえます。館内には21基のエレベーターが設置されており、多忙な時間帯でもスムーズな移動をサポートします。

アルコタワーの立地は、公共交通機関によるアクセスに非常に優れています。最寄り駅である目黒駅からは徒歩約5分圏内と至近です。目黒駅にはJR山手線、東急目黒線、東京メトロ南北線、都営三田線の4路線が乗り入れており、都内主要ビジネスエリアや郊外からのアクセスが容易です。駅からのアクセスルートは複数存在し、目黒駅西口から行人坂や権之助坂を下るルートが一般的です。特に、目黒駅西口からドレメ通りを経て隣接するアルコタワー・アネックスビル内を通り抜けるルートは、アネックス内のエスカレーターや連絡通路を利用することで、雨天時など天候に左右されずにアルコタワーの3階付近へ快適にアクセスできる利便性の高い選択肢となります。また、やや距離は離れますが、東急目黒線の不動前駅（徒歩約11分）や、JR・東急・都営浅草線の五反田駅（徒歩約16分）も利用可能です。車でのアクセスについても、首都高速2号目黒線の目黒ランプから約3分という優れた利便性を誇り、敷地内には約160台収容可能な地下駐車場を併設しており、車通勤や来客対応にも便利です。駐車場はホテル雅叙園東京と共用で、タイムズが管理している可能性があります。周辺には金融機関や郵便局なども揃っており、ビジネス遂行に必要な周辺施設も充実しています。

ビル館内および隣接するホテル雅叙園東京との連携によって提供されるアメニティは、アルコタワーの大きな魅力の一つです。館内には、テナント従業員や来訪者の利便性を高める施設が揃っています。2階には、ホテル雅叙園東京が運営する高品質な社員食堂スタイルのレストラン「アルコ ザ ガーデン」があり、栄養バランスに配慮された美味しい食事を平日の朝・昼を中心に提供しています。その他にも、タリーズコーヒーやファミリーマートが入居しており、日常の利便性を支えています。さらに、施設内にはクリニックやスポーツジムも設けられており、従業員の健康増進にも貢献します（例として、3階連絡通路付近にコナミスポーツクラブの受付があります）。

そして何より、隣接するホテル雅叙園東京の施設群を利用できる点が、アルコタワーの類まれな付加価値です。ホテル雅叙園東京内には、日本料理、中国料理、イタリア料理、グリル、ステーキ、カフェラウンジなど、ビジネスでの会食や特別な日の食事に最適な多様な高級レストランがあります。また、パティスリーやブティックなどのショップも利用可能です。さらに、ホテル内の格式高い宴会場や会議室、そして歴史ある結婚式場は、ビジネスイベントやプライベートな集まりにも活用でき、アルコタワーを拠点とする企業の活動領域を広げます。

オフィス機能に加え、柔軟なワークスタイルをサポートする施設も充実しています。7階には、The Executive Centreが運営するサービスオフィス、コワーキングスペース、最新設備を備えた会議室が設けられています。これらの施設は、家具付きの高品質なオフィス空間やプロフェッショナルなレセプションサービスを提供しており、スタートアップ企業やプロジェクトチーム、あるいは大企業のサテライトオフィスなど、多様な規模やニーズを持つ企業がアルコタワーの利便性とアドレスを享受することを可能にしています。洗練されたデザインの空間は、映像撮影などユニークな用途にも対応可能です。ビル全体のセキュリティ体制としては、24時間有人警備や機械警備システムが整っており、安心して業務に集中できる環境が提供されています。駐車場は地下1階と2階にあり、約160台を収容可能で、高さ制限は2.4mです。

アルコタワーは、特にこのようなニーズをお持ちの企業様に最適なオフィス環境を提供します。まず、企業イメージやブランド価値の向上を重視される企業様にとって、目黒のランドマークとしての認知度と、ホテル雅叙園東京に隣接するというステータスは、内外に対して強い印象を与えます。国内外でグローバルな事業展開をされている企業様も、アマゾン、メルク、ディズニー、マース、ポルシェといった名だたる外資系企業が多数入居していることからもわかるように、国際的なビジネス拠点として高い評価を得ています。また、多様な従業員ニーズに応えるオフィス環境をお探しの企業様にとって、ホテル連携による豊富なアメニティ、高品質な社員食堂、そして館内施設は、従業員のエンゲージメントを高める重要な要素となるでしょう。アミフィアブルやZEALSといった企業に見られるように、IT・テクノロジー分野など、先進的なビジネスを展開される企業様にとっても魅力的なロケーションです。約890坪という大規模なフロア面積は、部門配置やフレキシブルなワークプレイスの構築など、柔軟なレイアウトを実現したい企業様に適しています。さらに、目黒駅からの優れたアクセスに加え、首都高速目黒ランプからの近さにより、車での利便性も重視される企業様にも理想的な立地と言えます。

目黒エリアには様々なオフィスビルが存在しますが、アルコタワー最大の独自性は、やはり「ホテル雅叙園東京との一体が生み出す、唯一無二のビジネス環境」にあります。格式高い庭園に囲まれた空間、ホテルクオリティのサービス、そして多様な食・イベント施設へのアクセスは、一般的なオフィスビルでは決して得られない価値であり、企業の採用活動や従業員の満足度向上に大きく寄与します。竣工から30年以上を経てもなお、その基本的なスペックの高さ、新耐震基準への適合、そして常に進化するアメニティは、東京を代表するプレミアムオフィスビルとしての地位を確立し、多くの有力企業に選ばれ続ける理由となっています。