公開日: 2026年03月27日

最終更新日: 2026年03月27日

【東京都品川区・港区・新幹線・羽田・東海道の三大交通軸が交差する首都圏随一の交通結節点:品川・港南・高輪エリアの徹底解説と賃貸オフィスのご紹介(2026年最新)】

東京都内でオフィス移転を検討する際、「東海道新幹線・北陸新幹線の起点」「羽田空港への最短アクセス」「JR5路線・私鉄・地下鉄が集結する首都圏最大級の交通ハブ」を最優先する企業が選ぶエリアの筆頭が、品川・港南・高輪エリアです。

JR品川駅はJR東海道線・横須賀線・京浜東北線・山手線・新幹線(東海道・山陽・北陸)に加え、京急線(羽田空港直通)が乗り入れる首都圏最大級の交通結節点です。東口(港南口)側には大規模Aグレード・Sグレードオフィスビルが林立し、製薬・IT・通信・物流・商社の大手企業が本社・日本法人を集積させています。西口(高輪口)側は再開発が本格化しており、2024年開業のJR高輪ゲートウェイ駅を起点とするTHINK! GLOBAL PARKをはじめとする大規模複合開発が進行中です。首都圏最強クラスの交通利便性と、継続的な再開発による将来性の両立がこのエリア最大の特長です。

本記事では賃貸オフィス専門メディアの視点から、品川・港南・高輪エリアの特性、集積する企業の傾向、坪単価相場、および物件選びのポイントについて、2026年時点の情報をもとに解説します。

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【品川・港南・高輪エリアが「首都圏最強の交通ハブ・ビジネス拠点」として選ばれ続ける理由】

品川・港南・高輪エリアにオフィスを構えることは、東海道新幹線・羽田空港・首都圏各方面への移動を一拠点で完結させながら、大手企業が集積するビジネス環境と継続的な再開発による将来性を一括して確保するという、交通効率と成長性を同時に手に入れる選択です。このエリアが選ばれ続ける背景には、以下のような特性があります。

1
東海道・北陸新幹線の起点と羽田直通が重なる首都圏最大級の交通結節点:JR品川駅は東海道新幹線・北陸新幹線・山手線・京浜東北線・東海道線・横須賀線・京急線(羽田空港直通)が集結する首都圏最大級のターミナル駅です。名古屋・大阪・九州・北陸方面への新幹線出張と羽田空港への国際線渡航を同一拠点から完結できる企業にとって、移動コスト・時間の削減効果は他エリアと一線を画します。
2
製薬・IT・通信・物流の大手企業集積による業種特化型ビジネス環境:港南口(東口)の大規模オフィス街には国内外の製薬メーカー・IT企業・通信企業・物流企業の本社・日本法人が集積しています。同業種・隣接業種との物理的近接がもたらすビジネス機会、業界内ネットワーキングの密度は特定業種の企業にとって明確な立地優位性です。
3
高輪ゲートウェイ駅を核とする継続的大規模再開発:2024年に本開業したJR高輪ゲートウェイ駅を起点とするTHINK! GLOBAL PARK(旧・高輪ゲートウェイシティ)は、国際ビジネス・イノベーション機能を集積する大規模複合開発として進行中です。今後も新規大型物件の供給が見込まれ、エリア全体の機能・魅力が継続的に更新されています。
4
横浜・神奈川方面への採用エリア最大化:JR東海道線・横須賀線・京急線により横浜・川崎・神奈川方面から直通アクセスが可能です。首都圏南部・神奈川方面に居住する人材を採用ターゲットに加えることができ、採用エリアの実質的な拡大に貢献します。
5
新橋・虎ノ門・浜松町への近接とJR1〜2駅圏の都心アクセス:JR山手線で新橋(2駅)・東京(4駅)への移動が短時間で完結します。東京都心の主要ビジネスエリアとの往来を効率化しながら、品川エリア固有の交通優位性を享受できるバランスの良い立地です。

品川駅は2027年開業予定のリニア中央新幹線の始発駅となることが決定しており、開業後は名古屋まで約40分という超高速移動が実現します。リニア開業を見据えた拠点戦略として、今後さらなる注目が集まるエリアです。

高輪ゲートウェイ駅

【エリア別深掘り:特性・著名物件・向いている企業像】

品川・港南・高輪エリアは、品川駅を挟んで東西に異なる特性を持つ2つのゾーンで構成されています。各エリアの特性、代表的な物件例、そしてどのような企業に適しているかを詳しく見ていきましょう。

品川・港南エリア
1. 品川・港南エリア:大手企業集積の大規模オフィス街と首都圏最強の交通結節点

品川駅東口(港南口)から広がる港南エリアは、天王洲・東品川方面にかけて大規模Aグレード・Sグレードのオフィスビルが連続するオフィス街を形成しています。製薬・IT・通信・物流系の大手企業が本社・日本法人を構え、国際ビジネスの拠点として高い認知度を持ちます。東京モノレール天王洲アイル駅や新幹線・在来線各路線が集結する品川駅を擁し、国内出張・国際出張ともに首都圏最高水準のアクセス環境が整っています。

  • 特徴:東海道・北陸新幹線・JR在来線・京急線の集結、羽田空港直通、大規模Sグレード・Aグレードビルの集中、製薬・IT・通信・物流大手の高密度集積、横浜・川崎方面からの直通アクセス。
  • 適した企業:製薬・医療機器・バイオ関連企業の本社・日本法人、IT・通信・クラウド系大手企業、物流・商社・製造業の本社・営業本部、国内出張(東海道新幹線)と国際出張(羽田空港)の双方が多い企業、横浜・神奈川方面の社員が多い企業。

・著名な物件例:

品川イーストワンタワー
1. 品川イーストワンタワー
品川駅港南口に近接する大規模超高層オフィスタワーです。国際水準の設備・セキュリティ・免震構造を備え、製薬・IT・通信系大手企業の本社・日本法人として長く選ばれており、新幹線・在来線・羽田空港への圧倒的なアクセス利便性を活かした拠点として機能しています。
品川グランドセントラルタワー
2. 品川グランドセントラルタワー
品川駅港南口に近接する大規模オフィスタワーです。整備された設備と広いフロアプレートが、IT・通信・物流系大手企業の本社・拠点機能に対応しており、新幹線・在来線・羽田空港への優れたアクセスを活かした首都圏の中核拠点として選ばれています。
品川シーズンテラス
3. 品川シーズンテラス
港南エリアに位置する大規模複合オフィスビルです。緑豊かなテラスを有する開放的な就業環境と国際水準の設備が特徴で、製薬・IT・ライフサイエンス系企業を中心に支持されており、品川駅港南口からの良好なアクセスと高水準のBCP設備を兼ね備えています。
高輪エリア
2. 高輪エリア:高輪ゲートウェイ再開発と落ち着いた就業環境が融合する次世代拠点

品川駅西口(高輪口)から高輪ゲートウェイ駅方面に広がるこのエリアは、JR高輪ゲートウェイ駅を核とするTHINK! GLOBAL PARKの大規模複合開発が進行中で、国際ビジネス・イノベーション機能の集積が加速しています。港区高輪・港南という住所ブランドに加え、品川・高輪エリアの旧来からの静かな住宅・ホテル街の雰囲気が、落ち着いた就業環境を形成しています。品川駅・高輪ゲートウェイ駅の双方を利用しやすい位置に中〜大規模ビルが点在しており、港南口(東口)エリアよりも賃料水準がやや抑えられる傾向があります。

  • 特徴:JR高輪ゲートウェイ駅・品川駅双方利用可能、THINK! GLOBAL PARKの大規模再開発進行中、落ち着いた就業環境、港区高輪アドレス、港南口エリアよりやや抑えられた賃料水準。
  • 適した企業:IT・テクノロジー系スタートアップ・グロース企業、外資系企業の日本オフィス、専門サービス・コンサルティング企業、静かな就業環境を重視する中規模企業、再開発エリアへの将来的な移転を視野に入れた企業、港区アドレスをコスト効率よく確保したい企業。

・著名な物件例:

住友不動産高輪パークタワー
1. 住友不動産高輪パークタワー
住友不動産が管理・運営する高輪エリアの大規模オフィスタワーです。安定した管理体制と高水準の設備・広いフロアプレートが特徴で、外資系企業・大手国内企業の本社・拠点機能に対応しており、港区高輪アドレスを確保しながら品川駅への良好なアクセスを享受できます。
PMO高輪ゲートウェイ
2. PMO高輪ゲートウェイ
野村不動産グループが展開するPMOシリーズの高輪ゲートウェイ拠点です。高水準の設備と充実した共用部が特徴で、JR高輪ゲートウェイ駅への近接性を活かしたIT・コンサルティング・スタートアップ系企業の拠点として、再開発エリアの成長性とともに注目されています。
Ave.Takanawa
3. Ave.Takanawa
高輪エリアに位置するデザイン性の高いオフィスビルです。落ち着いた高輪の街並みに調和した洗練された外観と整備された設備が、IT・クリエイティブ・専門サービス系企業を中心に支持されており、品川駅・高輪ゲートウェイ駅へのアクセスを確保しながら港区高輪アドレスを取得できます。

■ エリア別比較まとめ

項目 品川・港南 高輪 新橋 浜松町 大崎
坪単価目安(月額) 22,000〜40,000円 18,000〜32,000円 22,000〜38,000円 18,000〜35,000円 15,000〜28,000円
ブランド・ステータス ★★★★☆ ★★★★☆ ★★★★☆ ★★★★☆ ★★★☆☆
交通利便性 ★★★★★ ★★★★★ ★★★★★ ★★★★★ ★★★★☆
新幹線アクセス ★★★★★ ★★★★★ ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★★☆
羽田空港アクセス ★★★★★ ★★★★★ ★★★★★ ★★★★★ ★★★★☆
就業環境の静かさ ★★★★☆ ★★★★★ ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★★☆
コスパ(立地対比) ★★★★☆ ★★★★★ ★★★★☆ ★★★★★ ★★★★★
再開発・将来性 ★★★★☆ ★★★★★ ★★★☆☆ ★★★★★ ★★★★☆

※坪単価は2026年時点の市場参考値です。グレード・築年数・フロア等により変動します。


【賃料を「投資」と捉える:4つのビジネスメリット】

品川・港南・高輪エリアの賃料水準は港区・都心主要エリアの中でも比較的現実的な水準に位置しますが、このエリアならではの特性を活かすことで、コスト以上の事業価値を引き出すことができます。

1. 新幹線出張コストの劇的な削減

品川駅は東海道・北陸新幹線の起点の一つであり、名古屋・大阪・九州・北陸方面への出張が多い企業にとって、品川発着の新幹線利用は移動時間・交通費の両面で他エリアと比較にならないメリットをもたらします。月に数回の新幹線出張が発生する社員を多く抱える企業の場合、年間の移動コスト削減額がオフィス賃料差額を上回るケースが存在します。

2. 製薬・IT・通信業種における業界集積効果

港南口エリアに集積する製薬・IT・通信・物流系大手企業との物理的近接は、打ち合わせ頻度の向上・突発対応の迅速化・新規案件獲得を後押しします。特に製薬・医療機器・ライフサイエンス系企業にとっては、同業種クラスターへの参入が日常的なビジネス機会の創出につながります。

3. 横浜・神奈川方面の採用エリア拡大による採用競争力強化

JR東海道線・横須賀線・京急線により横浜・川崎・神奈川方面から品川駅まで直通でアクセスできます。採用ターゲットの居住エリアを東京都心部だけでなく首都圏南部・神奈川全域まで実質的に拡大することが可能で、採用母集団の最大化に寄与します。製造業・物流・インフラ系企業において特に効果的な立地戦略となります。

4. 事業継続性(BCP)と高輪再開発の将来性

BCP(Business Continuity Plan)とは:地震・火災・感染症などの災害・緊急事態が発生した際に、事業を継続・早期復旧するための計画のことです。

品川駅エリアはJR複数路線・京急線・東京モノレールという多数の路線が集結しており、いずれかの路線が運休した場合でも代替交通手段を確保しやすい環境です。港南口の大型Sグレード・Aグレードビルは免震・制震構造・非常用電源を標準装備しており、高いBCP水準を求める企業の要件を充足します。また高輪ゲートウェイエリアの再開発完成後は、エリア全体の機能・魅力がさらに向上することが見込まれます。

品川駅

【品川・港南・高輪エリアのメリット・デメリット】

メリット

立地・交通面

  • 東海道・北陸新幹線・JR在来線5路線・京急線(羽田直通)が集結する首都圏最大級の交通結節点です
  • 羽田空港まで京急線で約13〜18分、新幹線出張と国際出張の双方を一拠点で完結できます
  • 横浜・川崎・神奈川全域からの直通アクセスにより、採用ターゲットを首都圏南部まで広げられます

ビジネス・業種面

  • 製薬・IT・通信・物流大手の高密度集積が業界内ネットワーキングとビジネス機会を生みやすい環境を形成しています
  • 高輪ゲートウェイエリアの継続的大規模再開発により、将来的な移転・拡張先の選択肢が広がり続けています
  • 2027年開業予定のリニア中央新幹線始発駅として、中長期的な立地価値の向上が見込まれます

コスト・設備面

  • 港区アドレスを確保しながら、虎ノ門・六本木と比較して現実的な賃料水準でオフィスを構えられます
  • 港南口の大型ビルは免震・制震構造・非常用電源・24時間セキュリティを標準装備しBCP要件を充足します
  • 大規模フロアを確保しやすいビルが揃っており、100坪以上の本社移転にも対応できます
デメリット・留意点

ブランド・認知面

  • 丸の内・虎ノ門・六本木・青山と比較すると、グローバル金融・コンサル・クリエイティブ系企業のブランド集積は限定的です
  • クリエイティブ系・スタートアップ系の人材採用においては、渋谷・表参道・六本木エリアと比べると立地の感度訴求力が弱い場合があります

環境面

  • 港南口エリアはオフィス街の性格が強く、夜間の飲食・接待環境は新橋・銀座と比較してやや限定的です
  • 高輪ゲートウェイエリアは再開発工事が継続中のため、完成までの期間は周辺環境の変化が生じます
  • 港南口から高輪口へは品川駅の構内を経由する必要があり、乗り換えに時間がかかる場合があります

業種相性面

  • 霞が関(官公庁)への往来が主業務の企業には、虎ノ門・神谷町エリアの方が動線上有利な場合があります
  • 外資系金融機関・グローバルコンサルの集積は丸の内・虎ノ門エリアに比べて限定的です

【2026年最新:賃貸オフィスの市場相場と投資価値】

1. 坪単価の目安

品川・港南・高輪エリアの賃貸オフィス坪単価(月額・共益費別途)は、ビルグレード・フロア・築年数によって異なりますが、以下が市場の目安となります。

ビルグレード 品川・港南 高輪
Sグレード(超高層・最高水準設備) 32,000〜40,000円/坪
Aグレード(大規模・設備良好) 24,000〜32,000円/坪 22,000〜30,000円/坪
Bグレード(中規模・標準設備) 18,000〜24,000円/坪 16,000〜22,000円/坪
Cグレード(小規模・リノベ済み) 13,000〜18,000円/坪 12,000〜16,000円/坪
※坪単価とは:1坪(約3.3m²)あたりの月額賃料。オフィス比較の標準的な単位です。
※2026年時点の参考値です。実際の賃料は物件・タイミングにより変動します。

2. 「コスト」ではなく「戦略投資」として捉える視点

品川・港南・高輪エリアは、コストパフォーマンスの観点だけでなく、以下の戦略的視点から移転判断の解像度を上げることができます。

1
新幹線・羽田出張コストの定量化:月に複数回の新幹線出張・羽田空港発着が発生する社員数と移動回数を把握し、品川起点の移動効率化による時間・コスト削減額を試算することで、賃料との実質的な比較が可能になります。
2
採用エリア拡大による採用コスト削減:横浜・神奈川方面への採用エリア拡大により採用母集団が増加し、採用エージェント費用の削減・内定承諾率向上につながる場合があります。製造業・物流・インフラ系企業において特に効果が大きい傾向があります。
3
リニア開業を見据えた将来的な資産価値:2027年開業予定のリニア中央新幹線品川始発駅決定は、エリアの長期的な不動産価値向上を示唆しています。今から品川エリアに拠点を構えることは、開業後のエリア価値上昇の恩恵を先取りする戦略的選択肢です。
4
虎ノ門・丸の内との賃料差の活用:同等の面積・グレードを虎ノ門・丸の内エリアと比較した場合の月額コスト差分を、採用・R&D・マーケティングへの再投資として活用することで、固定費最適化と事業成長を両立できます。

【品川・港南・高輪エリアでの物件選び:成功のためのチェックポイント】

1
港南口(東口)か高輪口(西口)かを業種・用途で判断する
港南口エリアはSグレード・Aグレードの大規模ビルが中心で、製薬・IT・通信・物流系大手企業との業種集積効果を重視する企業に適しています。高輪口エリアはやや賃料が抑えられ落ち着いた環境の中規模ビルが多く、高輪ゲートウェイ再開発エリアへの将来的な移転を視野に入れたステップ拠点としても機能します。品川駅構内を経由すれば両口間の移動は可能ですが、日常の動線としては分けて考えることを推奨します。
2
新幹線・羽田アクセスの利用頻度と路線選択を確認する
品川駅では東海道・北陸新幹線と京急線(羽田直通)が利用できますが、物件によってホームまでの徒歩時間が異なります。特に新幹線利用が多い場合は新幹線改札へのアクセス動線、羽田空港利用が多い場合は京急品川駅への徒歩時間を実際に現地確認することを推奨します。天王洲アイルエリアの物件では東京モノレールの利用も選択肢となります。
3
フロアサイズと入居審査の基準を事前に確認する
港南口エリアの大型Sグレードビルは1フロアあたりの専有面積が大きく、大規模での入居が前提となる物件もあります。また財務状況・設立年数・業種に応じた入居審査基準が設けられているケースがあります。希望するフロアサイズ・グレードを明確にした上で、事前に審査見通しを確認しておくことが、スムーズな移転プロジェクト進行につながります。
4
ビル設備のBCP要件適合性を確認する
製薬・金融・通信など規制産業の企業は、入居ビルのBCP設備要件(非常用電源・自家発電・免震・制震・セキュリティ水準)をコンプライアンスの観点から確認することが求められます。港南口の主要Aグレード・Sグレードビルは一般的に高水準のBCP設備を備えていますが、個別の仕様確認は必ず行うことを推奨します。
5
高輪ゲートウェイ再開発の進捗状況と将来の街区変化を確認する
高輪エリアでは継続的な再開発工事が進行中であり、今後数年間で周辺の歩行者動線・商業施設・交通インフラが大きく変化することが見込まれます。移転検討時点の環境だけでなく、再開発完成後の街区の姿を踏まえた中長期的な立地評価を行うことで、移転後の環境変化リスクを最小化できます。
6
初期費用の全体像とリニア開業を見据えたタイミングを検討する
品川エリアは2027年のリニア開業に向けてエリアの注目度が高まり続けており、今後の新規大型物件供給増加に伴う賃料動向の変化が生じる可能性があります。移転のタイミング・契約期間・保証金水準については、短期的な賃料だけでなく中長期的なエリアの動向を踏まえた判断が重要です。まずはオフィサイトにご相談いただき、最新の市場動向と物件情報をご確認ください。
品川

【よくある質問:品川・港南・高輪エリアへのオフィス移転】

Q
品川駅から羽田空港まで実際にどのくらいの時間がかかりますか?
A
京急線を利用した場合、品川駅から羽田空港第1・第2ターミナル駅まで約13〜18分(エアポート快特利用時)が目安です。国際線ターミナル(第3ターミナル)まではさらに2分程度加算されます。京急線は日中帯で高頻度運行しており、出発時刻に合わせた乗車計画が立てやすい環境です。浜松町からの東京モノレールと並び、都内で羽田空港への最短アクセスが確保できる駅の一つです。
Q
品川エリアの坪単価は新橋・虎ノ門と比べてどの程度異なりますか?
A
2026年時点の市場参考値として、品川・港南エリアのAグレードビルは月額24,000〜32,000円/坪程度が目安です。新橋のAグレード(28,000〜38,000円/坪)と比較して10〜20%程度抑えられ、虎ノ門のAグレード(30,000〜40,000円/坪)と比較すると20〜30%程度抑えられる傾向があります。新幹線・羽田アクセスという立地優位性を勘案すると、特定業種・出張頻度の高い企業にとってのコストパフォーマンスは非常に高い水準です。
Q
高輪ゲートウェイ駅とJR品川駅は徒歩で移動できますか?
A
徒歩で移動可能です。JR品川駅(高輪口)からJR高輪ゲートウェイ駅まで地上徒歩で約10〜15分程度の距離にあります。両駅間には再開発エリアを通る歩行者動線が整備されており、再開発完成後はさらに移動しやすい環境になる予定です。高輪エリアの物件を選定する際は、品川駅・高輪ゲートウェイ駅双方への実際の徒歩時間を確認した上で、社員の主要通勤経路と照合することを推奨します。
Q
リニア中央新幹線の品川始発は品川エリアのオフィス立地にどのような影響を与えますか?
A
2027年開業予定のリニア中央新幹線の品川始発により、品川〜名古屋間が約40分で結ばれる見込みです。名古屋・中部圏との往来が多い製造業・商社・IT企業にとって、品川拠点の移動効率は現在以上に向上します。またリニア開業を見据えた再開発投資・企業集積の加速が予測されており、品川エリアの不動産価値・オフィス需要の中長期的な上昇が見込まれています。開業前の現時点で品川エリアに移転することは、エリア価値上昇の恩恵を先取りする可能性があります。
Q
品川・港南エリアは中小企業・スタートアップでも移転先として現実的ですか?
A
高輪エリアや品川駅周辺のBグレード・Cグレード物件であれば、30〜100坪規模の中小企業・スタートアップにとっても選択肢があります。港南口の主要Sグレードビルは大規模フロア・厳格な審査が中心ですが、高輪エリアや品川駅周辺の中規模ビルでは比較的柔軟な条件での入居が可能なケースもあります。新幹線出張・羽田アクセスの頻度が高いビジネスモデルの企業であれば、コストパフォーマンスの高い立地選択肢として検討する価値があります。
Q
品川・港南・高輪エリアへの移転を検討する場合、どのくらい前から動き始めるべきですか?
A
一般的に、移転完了の6〜12か月前からの行動開始を推奨します。港南口の主要Sグレード・Aグレードビルは空室率が低く、希望するフロア・面積・タイミングが一致する機会は限られます。高輪エリアも再開発関連の新規物件は早期に成約するケースがあります。要件整理→物件探索→内覧・条件交渉→契約→内装工事→引越しという流れで、各ステップに十分な時間を確保することが、満足度の高い移転プロジェクトの実現につながります。

【まとめ:品川・港南・高輪エリアを選択する意義と次の一歩】

品川・港南・高輪エリアは、東京都心のオフィス市場において「新幹線・羽田・採用エリア拡大・リニア将来性」という4要素が現実的なコストで手に入る、首都圏最強クラスの交通結節点ビジネス拠点エリアです。

東海道・北陸新幹線と羽田空港直通を一拠点で完結できる首都圏最大級の交通利便性、製薬・IT・通信・物流大手の集積が生む業種特化型ビジネス環境、高輪ゲートウェイエリアの継続的大規模再開発による将来性、そして2027年リニア開業がもたらす中長期的なエリア価値向上という4つの要素が組み合わさることで、特定業種・特定フェーズの企業にとっては他エリアを凌駕する立地適性を発揮します。

一方で、クリエイティブ・金融系のブランド集積や夜間の飲食接待環境など、虎ノ門・丸の内・青山と比較して限定的な側面もあります。移転先の選定においては、自社の業種・出張頻度・採用エリア・コスト計画・中長期的な事業計画を総合的に評価した上で判断することが重要です。

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品川・港南・高輪エリアの空室状況は常に変動しています。希望する規模・グレード・立地条件に合った物件情報を早期に把握し、条件に近い物件が動いた際にすぐ検討できる体制を整えておくことが、納得のいく移転プロジェクトへの近道となります。

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Members 編集メンバー
熊谷 敏幸
熊谷 敏幸 次長 / 賃貸オフィス スペシャリスト
宅地建物取引士 賃貸不動産経営管理士 ファイナンシャルプランナー

賃貸オフィス仲介歴19年。中央区・港区・千代田区・新宿区・渋谷区・江東区など都心エリアを中心に、幅広い業種のオフィス移転を支援。 宅建士・賃貸管理士・FPの資格を活かし、仲介から資金計画まで一貫したサポートが強み。 オフィサイトでは都心エリアの市場動向・物件選びに関する記事の執筆・監修を担当。

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