虎ノ門ヒルズ森タワー（港区、虎ノ門、霞ケ関、内幸町） の賃貸オフィス情報

虎ノ門ヒルズ森タワーは、東京都港区虎ノ門一丁目に位置し、2014年6月に竣工した地上52階地下5階建て、最高部約255mの鉄骨造（一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造）の超高層複合ビルです。設計は株式会社日本設計、施工は株式会社大林組が担当しました。制振構造（ブレーキダンパー、オイルダンパー、アンボンドブレース）による高い耐震性能に加え、震災井戸や備蓄倉庫、非常用発電機を完備することで事業継続性（BCP）を強力にサポートします。

環境性能においても優れており、CASBEE最高ランク「S」を取得、東京都環境確保条例に基づくトップレベル事業所にも認定されています。基準階面積は約3,300㎡（約1,000坪）、総賃貸面積は約80,000㎡（約24,000坪）を誇り、オフィスフロアの天井高は2.8m、床荷重は500kg/㎡（一部ヘビーデューティーゾーンあり）、OAフロアは高さ100mmです。空調システムは個別空調で、各フロアは複数ゾーンに分割可能です。乗用28基、非常用・人荷用4基のエレベーターがスムーズな移動を支え、各フロアには男女別トイレと給湯設備が完備されています。

共用部には、自然光が差し込む広々とした吹き抜けのエントランスホール、洗練されたロビー空間、最新のAV設備を備えた大小様々な会議室、入居企業専用のラウンジ、多様な食のニーズに対応する複数のカフェやレストラン、フィットネスジム、そして都心の喧騒を忘れさせる屋上庭園「オーバル広場」などがあります。セキュリティ面では、24時間有人警備と最新の機械警備システム、ICカードによる入退室管理システム、多数の監視カメラが設置されています。駐車場は約570台収容可能で、自走式（一部機械式あり）です。商業施設にはファッション、雑貨、飲食、サービスなど多様なテナントが入居しています。付帯施設として、24時間体制の防災センター、備蓄倉庫、大容量の非常用発電機、電気自動車充電スタンド、駐輪場などが整備されています。

アクセスは抜群で、東京メトロ日比谷線虎ノ門ヒルズ駅に直結、東京メトロ銀座線虎ノ門駅まで徒歩約5分、東京メトロ日比谷線神谷町駅まで徒歩約6分、東京メトロ銀座線・南北線・丸ノ内線溜池山王駅まで徒歩約8分、JR各線、東京メトロ銀座線、都営浅草線、ゆりかもめ新橋駅まで徒歩約11分と、複数路線が利用可能です。

周辺には虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー、虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワーなどの商業施設、金融機関、郵便局、総合病院、愛宕山などの公園、官公庁が集積しています。虎ノ門エリアはグローバル企業が集積する国際的なビジネス街であり、丸の内・大手町エリアへは約10分、日本橋エリアへは約15分、渋谷エリアへは約20分、新宿エリアへは約20分、品川エリアへは約10分、羽田空港へは約30分と主要ビジネスエリアや空港へのアクセスも優れています。

虎ノ門ヒルズ森タワーは、環状第二号線（新虎通り）の整備と一体的に開発された、日本の都市再開発における象徴的なプロジェクトであり、国際的な建築家シーザー・ペリ氏がデザインを手掛けました。地域イベントへの協力や周辺住民への開放的な空間の提供を通じて地域社会に貢献し、屋上庭園は都心に暮らす人々の憩いの場となっています。

「虎ノ門ヒルズ」という名称は、かつて江戸城の虎ノ門に近かったことに由来します。ガラスカーテンウォールを採用したモダンな外観は周辺景観と調和し、高効率な設備システム、自然エネルギーの利用、節水対策など環境負荷低減にも積極的に取り組んでいます。地域住民向けのイベント開催や清掃活動への参加など、地域コミュニティとの連携も重視しています。このような特徴から、グローバルに事業を展開する企業、革新的な技術やアイデアを生み出す企業、従業員の働きやすさを重視する企業、高いセキュリティと事業継続性を求める企業、都心の一等地で交通アクセスに優れたオフィス環境を求める企業、最新の設備と洗練されたデザインで企業ブランドイメージを高めたい企業、環境への意識が高い企業、従業員のリフレッシュや交流を促進するための共用施設を重視する企業に最適なオフィスビルと言えます。