東京都中央区日本橋蛎殻町に位置するEDGE日本橋蛎殻町ビルは、都心部におけるビジネス活動の拠点として整備された賃貸オフィスビルです。かつてはユニゾ蛎殻町一丁目ビルとしてその名が知られていました。日本橋蛎殻町という地の利を活かし、多様なビジネスニーズに応える機能性と利便性を兼ね備えています。

本ビルが所在する東京都中央区日本橋蛎殻町1-16-11は、交通アクセスの面で大きな利便性を提供します。具体的には、東京メトロ半蔵門線の水天宮前駅から徒歩約2分、東京メトロ日比谷線および都営浅草線の人形町駅から徒歩約5分、さらには東京メトロ日比谷線茅場町駅からも徒歩約3分という近さです。これにより、都内主要エリアからの通勤はもちろん、取引先への訪問などビジネス上の移動においても、複数の路線・駅を使い分けることで効率的なアクセスが可能です。例えば、これらの路線を利用すれば、東京駅や大手町といったビジネスの中枢、あるいは銀座などの商業エリアへも比較的短時間で移動できます。

建物の構造体は、1991年8月に竣工した鉄骨鉄筋コンクリート造（SRC）であり、地上10階、地下1階建ての規模を有しています。竣工時期において既に新耐震基準に適合する構造で建設されており、地震に対する一定の安全性が考慮されています。さらに、2021年7月には外観およびエントランス部分のリニューアル工事が実施され、現代のオフィスビルに求められる見た目の刷新と、訪れる人々を迎え入れる空間の質的向上が図られています。

オフィスフロアの基準階面積は約181.88㎡、坪数にして約55坪の広さを提供します。執務空間においては、天井高が2,580mm確保されており、圧迫感の少ない環境で業務に集中できます。また、床面にはOAフロアが整備されており、床高70mmの空間を利用して電気配線や通信ケーブルを効率的に配置することが可能です。空調システムには個別空調方式が採用されているため、各テナントや区画ごとに最適な温度設定が可能となり、快適な室内環境を維持できます。衛生設備として男女別のトイレが完備されており、通信環境については光ファイバーがMDFまで引き込み済みとなっています。館内には9人乗りのエレベーターが2基設置されており、各フロアへのスムーズな移動をサポートします。

ビルの管理体制としては、機械警備システムが導入されており、防犯面での対策が講じられています。また、敷地内に駐車場が設けられていることも、車両を利用するテナントにとっては利便性の高い要素となります。本ビルは賃貸オフィスや事務所としての使用を主な用途としています。

ビルが面する新大橋通り沿いおよびその周辺地域には、多様なジャンルの飲食店やコンビニエンスストアが多数点在しており、従業員のランチや業務時間中のちょっとした買い物など、日々の利便性を支える環境が整っています。また、東京証券取引所が近いことから、金融・証券関連のビジネスを展開する企業にとっては特にメリットの大きい立地と言えます。さらに、郵便局も近隣にあるため、郵便物の発送や受け取りといった業務も効率的に行えます。このエリアはビジネス活動が活発でありながらも、通りから一本入ると比較的落ち着いた雰囲気が感じられる側面も持ち合わせています。正面玄関は平日および土曜日は7時から20時まで、日曜日および祝日は7時から18時30分まで開放されています。

EDGE日本橋蛎殻町ビルは、これらの要素を総合的に備え、都心でのビジネス展開を検討する企業にとって、アクセスの良さ、耐震性、リニューアルされた快適な空間、そして周辺環境の利便性が融合したオフィス選択肢となります。